GT-2000

これから何回かにかけてアマデウスのオーディオの紹介をしたいと思います。

まず第1回はターンテーブルです。ヤマハのGT-2000という1980年代に作られたターンテーブルです。GTとはGigantic & Tremendousという設計思想で、とにかく大きくそして重たい。総重量28kg!店内に運ぶときもあまりの重さに大変でした。

また、普通LPレコードは直径30cmですが、GT-2000のターンテーブルは直径37.4cmと通常のターンテーブルのサイズよりもかなり大きくなっています。大きくすることで、大きな慣性モーメントを得ています。大きな慣性モーメントとは、簡単に言えば、回りにくく、止まりにくい。つまり安定した回転を実現しています。

レコードの音を拾うカートリッジは、DENONのDL-103です。NHKでもずっと使われていた、いわばリファレンスとなるカートリッジです。一部に「かまぼこ型」(低域と高域で音量が落ちる)などと陰口をたたかれたりもしますが、長年リファレンスとして使われたカートリッジだけあって、レコードを制作する方もこのカートリッジでの再生を念頭に音作りをしていたのではないでしょうか?もちろん、カートリッジを変えて音を変える楽しみもあります。今後アマデウスでも時々カートリッジを変えてみたいと思います。

GT-2000について詳しくはこちら https://audio-heritage.jp/YAMAHA/player/gt-2000.html

DL-103について詳しくはこちら https://audio-heritage.jp/DENON/etc/dl-103.html

本日も通常通り19時〜0時の営業です。ご来店をお待ちしております。