今日はアマデウスのスピーカ、ヤマハのSoavo NS-F901を紹介します。
昨年夏、秋葉原でリファレンス音源のCD(クライバー指揮/ウィーンフィルのブラームス交響曲第4番、アルバン・ベルク弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番)を持って、いろいろなスピーカを視聴しました。選ぶにあたっては、B&Wの中古のNautilus N802、TANNOY Turnberry/GRなども聴きましたが、最終的に最も空間的な広がりが感じられ、低域から高域まで素直に伸びていて、原音に近いと感じたこのスピーカを選びました。もちろん、同じ室内環境で同じアンプ、CDプレーヤで比較しないと正確な比較はできませんが、スピーカをアマデウスに持ってきた時にどのような音になるだろう、と想像しつつ、選んだのがNS-F901です。
ところで、昔、長岡鉄男さんというオーディオ評論家が、当時の海外のスピーカが実力以上に評価されている反面、国産のスピーカがそれほど評価されていないことを嘆かれていました。NS-F901は今長岡鉄男が聴いたらどう思われるでしょうか?少なくともアマデウスで聴く限りはすばらしい音を出してくれています。特にピアノ曲や室内楽曲を再生すると、まるでそこに楽器があるように感じられます。オーケストラ曲もホールで聴く音にかなり近いと思います。海外含め、いろいろなホールでいろいろなオーケストラの演奏を聴いている私が言うので間違いありません。
まだご来店でない方はぜひ来て聴いてみてください。
NS F901の情報はこちら。
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/speaker_systems/ns-f901/index.html